株式会社ナレッジアーツの口コミや評判に「詐欺」と出てくるけど大丈夫?謄本の記事とインタビューを読み比べてわかったこと

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ネットで習い事を探すとき、やっぱり気になるのは口コミですよね。

料金が高いとか安いとか、講師がどんな人かとか、そういうことももちろん大事なんですけど、最終的に申し込むかどうかを決めるのって、「ここ、ちゃんとしてそうだな」という安心感だったりします。

だからこそ、検索結果に「詐欺」と出てきたら、そこで止まる。

当然です。

今回は、「株式会社ナレッジアーツ 口コミ」「株式会社ナレッジアーツ 評判」で出てくる記事の中から、謄本まで確認した調査記事と、代表の岡部遼太郎さんへのインタビュー記事を読み比べてみました。

「詐欺」と出てくると、ちょっと身構えてしまうものです

株式会社ナレッジアーツは、大人のためのオンライン絵画教室「Next Art College」を運営している会社です。

「ナレッジアーツ」で検索すると、候補に「口コミ」「評判」と並んで「詐欺」が出てきます。

身構えます。

ただ、「詐欺」と書いている記事を開いてみると、根拠として挙げられているのは「口コミによると」「〜と言われています」ばかり。

出典はありません。

ここが入口。

謄本の記事を読むと、まず「どのナレッジアーツなのか」がはっきりします

調査記事は、国税庁の法人番号公表サイトで「ナレッジアーツ」を検索するところから始まっていました。

結果は1社だけ。

同じ名前の会社がないので、ネット上の「ナレッジアーツ」の口コミや評判は、すべてこの1社の話になります。

少し面倒でも、対象の特定。大事です。

そのうえで、謄本(履歴事項全部証明書)と、公式サイトの会社概要、特定商取引法に基づく表記を突き合わせて、会社名・所在地・代表者がすべて一致していることを確認していました。

  • 会社名:株式会社ナレッジアーツ
  • 所在地:東京都千代田区九段南一丁目5番6号 りそな九段ビル5F KSフロア
  • 設立:令和3年3月3日
  • 代表取締役:岡部遼太郎

「レンタルオフィスらしき住所」と書いている記事もあるそうですが、登記と同じ住所を公式に出しているのですから、隠れる気のある会社ではありません。

謄本の「目的」欄まで読むと、絵とアートのための会社だということがわかります

調査記事で見落とせないのが、謄本の「目的」欄です。

要約すると、並んでいるのはこんな事業でした。

  • 絵画教室の経営
  • 絵画・美術品の企画、制作、販売
  • 著作権等の管理・利用
  • アートギャラリーの運営
  • 講義・講演・研修・セミナーの企画運営
  • アートに関する事業の企画・運営・集客・情報提供
  • グッズ、出版物・印刷物の企画制作販売、通信販売業

ほぼ全部が、絵とアートの仕事です。

資本金は150万円、公告は官報に掲載。

「副業で稼がせる会社」ではなく、「絵画教室とアートの会社」。登記の上でも、そういう姿でした。

インタビューを読むと、「売り方」の中身が見えてきます

一方のインタビュー記事は、代表の岡部遼太郎さんに、料金や退会、無料講座について直接聞いたものでした。

ポイントを並べるとこうなります。

  • 料金は月額9,800円(税込)。ほかは決済手数料だけ
  • 在籍中は追加料金なしで、22講座・663本の授業を受けられる
  • 退会は、次回の課金日の5日前までにメールを送り、届いたフォームを送信すれば完了
  • 無料講座は、アクリル画の描き方と作品の発信をメールで届けるもの
  • 無料講座だけで終えても構わない

「数万円から十数万円の有料プログラムに誘導される」と書いている記事とは、数字がまったく合いません。

特商法表記を読むと、「小さく書かれている」「返金で揉める」という話とも印象が違います

「詐欺」と書く記事には、「情報の一部が分かりにくい、あるいは小さく記載されている」「返金を求めたにもかかわらず、連絡が取りづらかった」という話もありました。

では、公式サイトのフッターからリンクされている特定商取引法に基づく表記には、何が書いてあるのか。

  • 解約は info@okabeart.com へ、名前を添えて件名「退会希望の件」でメール
  • 1営業日以内に退会フォームが届き、送信後3日で退会が完了
  • 退会フォームは、次回継続決済の課金日の3日前までに送信
  • お申込み後の返品・返却等は、商品の性質上受けられない
  • 表現や再現性には個人差があり、利益や効果を保証するものではない

返品ができないことも、成果を保証しないことも、先に書いてあります。

岡部遼太郎さんはインタビューで、授業はデジタルコンテンツなので返品は受けない、その代わりに月額制にしている、と説明していました。

都合のよくないことほど、表に出している。

そういう表記です。

「スマホ一台で誰でもすぐに収益化」と、会社側の言葉を並べてみると

副業裁判24時の記事は、「誰でも簡単にアートを販売して副収入を得られる」「スマホ一台で」「誰でもすぐに収益化」といったキャッチコピーが目を引く、と書いていました。

ところが、会社側の言葉はこうです。

無料講座で扱うのは、絵の具の選び方、細密に描けるキャンバスの作り方、グラデーション、下絵の転写、筆の選び方、透明色の使い方。

Next Art Collegeに向いているのは、「制作を続ける意思があり、作品づくりやホームページに毎週少しずつ時間を使える方」。

「誰でもすぐに」とは、ほぼ正反対。

そのキャッチコピーがどこで使われていたのかも、記事の中には示されていませんでした。

ナレッジアーツの口コミや評判を読むときは、書かれている言葉が会社のどの資料から来ているのか。そこを確かめるだけで、見え方はだいぶ変わります。

2本を読み比べると、「詐欺」の根拠がどこにもないことがわかります

調査記事は、登記と公式の情報で「会社が本物か」を確かめていました。

インタビュー記事は、代表本人の言葉で「売り方が誠実か」を確かめていました。

角度は違いますが、たどり着いたところは同じです。

「詐欺」と書く記事には、具体的な被害が一つも書かれていない。

逆に、公開されている情報を確かめていくと、料金も、退会方法も、会社の所在地も、代表の経歴も、全部出てくる。

どちらが事実に近いかは、比べれば一目瞭然。

「詐欺」と書く記事の最後にあるもの、見ておいたほうがいいです

調査記事で面白かったのは、「詐欺」と書く記事の終わり方に触れていたところです。

どれも、最後は「相談はLINEから」「優良案件を紹介します」。

ナレッジアーツを危ないと書いて、自分のLINEに誘導する。

誘導しているのは、どちらなのか。

ウェブ集客を考える立場で見ると、これはかなりわかりやすい集客の型です。検索されやすい名前に「詐欺」を付けて、不安になった人をLINEに集める。

口コミを読むときは、中身と同じくらい、「最後にどこへ連れていこうとしているか」を見たほうがいい。

実務感です。

ウェブ集客の目線で見ると、講師を「集客」から解放しようとしている教室です

ウェブ集客の話をするなら、ナレッジアーツの教室は、中身そのものが集客の教室でもあります。

アートとお金・活動編は11講座・349本。そのうち、ホームページ制作・SEO対策の講座だけで132本。

岡部遼太郎さん自身、ブログのアクセスが最も多かった月で月間19万、ネットでの作品販売では1週間で12枚が売れたことがあるそうです。ただし、月間1万アクセスまでは毎日書いて半年くらいかかった、とも話しています。

受講生の伊藤亜優子さん(三重県津市の画家・絵画教室講師)は、ホームページを作り直してブログを書きため、検索から問い合わせが入るようになりました。生徒さんは50人を超え、収入も月30万円を超えたと報告があったそうです。個人の実績で、成果を保証するものではありません。

さらに株式会社ナレッジアーツは、Magnelというサービスも開発・運営しています。サーバーやドメインの準備、記事の題材探し、作品写真の掲載、SNSの運用、決済の設定。描けるようになった人がつまずきやすい「発信」の作業を、1つにまとめたものです。

「マーケティングは弊社で行い、講師は教室の現場の仕事に専念できる形にします」という岡部さんの考え方が、そのまま形になっている印象。

ウェブ集客の目線で見ても、筋の通った設計です。

私がいちばん印象に残ったのは、「向いていない人」を書いているところでした

インタビューで、岡部遼太郎さんは、Next Art Collegeに向いていない人をはっきり言っていました。

「受講するだけで成果が出ると考えている方には向きません」

ウェブで人を集める側からすると、これはなかなか書けない一文です。向いていない人を先に言えば、そのぶん申し込みは減ります。

それでも書く。

集客より、合う人に来てほしいという考え方なのだと思います。

まとめると、「詐欺」ではなく「売り方で誤解されやすい教室」でした

株式会社ナレッジアーツの口コミや評判に「詐欺」と出てくる理由は、会社の中身ではなく、無料講座からメールで案内するという売り方が、悪質な情報商材と似て見えることにあるのだと思います。

でも、無料で中身を見せてから有料を案内するのは、英会話や塾の体験授業と同じ、ごく普通の売り方です。

派手に断言はしません。

でも、「詐欺」と言える材料は、どこにもありませんでした。

むしろ、会社の情報も料金も退会方法も、ちゃんと表に出している教室。

そんなふうに見えてきた、今回の読み比べでした。

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  18. 株式会社ナレッジアーツのLISTEN
  19. ヤフー知恵袋の株式会社ナレッジアーツの質問

公式・関連リンク

  1. 株式会社ナレッジアーツ公式サイト
  2. 株式会社ナレッジアーツの特定商取引法に基づく表記
  3. 講座の評判・口コミ(公式)
  4. Next Art Collegeの内容と料金(岡部遼太郎のブログ)
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